lamia

'drawing follow the feeling'

虹の恩恵 前編

f:id:lamialure:20190617201426j:image梅雨らしい天気が続く関東。

この週末は友人と通い慣れた河川に釣行の予定だったが前日に警報レベルの雨が降りフィールドコンディションは絶望的、釣りは諦めて作業を進めようかとも思ったが話し合いの結果、”お互いなかなか休みが取れないし、なかなか行けない場所まで足を延ばそうぜ”という無茶な流れになった、そう…日帰り琵琶湖…。

もはや遠征と呼べるのかすらわからない…(笑)。

f:id:lamialure:20190617060824j:image現地に知り合いがいる訳でもないから特別な情報もない、相変わらずの行き当たりばったりの旅。

風予報と放水量と、少しのネットサーフィンにて行き先に目星をつけた。

高速道路で激しい豪雨に見舞われたりもしたがほぼ予定通りに到着、既に空が薄っすらと明らんできていたので急いで準備を済ませて出船した。

風は強かったが幸先よく数投のうちにバイトがあり”今日はイケるんじゃないの?”という期待を抱きながらキャストを続けると間も無く、プロトの”ダブルスイッシャー”に激しいバイト…そして強烈な引き。

何度かいなしたが再び強烈に突っ込んだその時、ロッドに嫌な感触が伝わる、水中に隠れたストラクチャーにプラグのフックがかかってしまいグッドサイズのバスを逃してしまった…。

f:id:lamialure:20190617060822j:imageどうにか沈んだ気持ちを立て直して船を進めたが長い沈黙が続く、そしてようやく見つけた風裏になるエリアを丁寧に打っていくと”karmarich”が魚を呼んでくれた。

f:id:lamialure:20190617060815j:imageサイズは兎も角、嬉しい一匹、朝一の暗い雰囲気を消してくれた。
その後、しばらくそのエリアで粘ってみたものの反応無く風は激しさを増して白波が立つ始末、とりあえず午後に備えようということになりエントリー場所へ向かう。

途中、空に”虹”が出ていて神秘的な光景だったので写真に収めようとカメラを取り出したが、構えるのを待たずに”虹”は消えてしまった。

f:id:lamialure:20190617190112j:image実は朝方、エントリー場所近くに”ウィード”が集まっている良さそうなポイントを見つけていたが、じっくり試したいことがあったのでキャストせずに温めていた。

帰着前にそこに寄り道して遂にグッドサイズを手にすることができたのだが…長くなってしまったので後編へ続く…。