"karmarich"の納品に合わせブランド立ち上げからお世話になっているスローテーパーの林宗朗さんと竿を合わせる機会を得た。
若い頃は特にお金も無かったし、ザウルスマニアと言えるほどザウルスの製品を買っていた訳ではないけれど、一番好きなブランドは?と聞かれたら瞬時にザウルスと答える。
穴の開くほど読んだザウルスカタログの中の憧れの人物と念願叶い同じジョンボートに乗ることが出来た。
前夜は納品する"karmarich"の梱包をそそくさと終え、最近もっぱら出番の多い5000の赤ナベに新しいラインを巻き直しメンテナンスをした。
親しんだフィリプソンタイプのスローテーパーグリップにディスティルGL58という組み合わせ、現在進行形の素晴らしいタックルを使えるという事が純粋に嬉しい。
そして無理矢理一時間程目をつぶる。
高速道路で待ち合わせ場所に向かいながらふと、自分で自分を客観視すると何とも地味で偏屈な性格だなぁと思う。
しかし時々、自分でもビックリする程後先考えずに行動してしまうことがある。
ブランド立ち上げ時、まだ未熟さの残るプラグを握り締め、無謀にもスローテーパーの扉を叩いた。
それから早いものであと数日で四年が過ぎようとしている。
この日はG3ではなく、シーニンフと同じ平肩の12ft、贅沢にも林さんに操船をして頂いた。
釣りの内容に関しては私自身、頭が真っ白になり上手くまとめる事が出来そうに無いので林さんの書いて下さったblogを見て頂ければと思います。
自分の未熟さによりバラしてしまった悔しさと同じくらい林さんに申し訳無い気持ちで一杯になったけど、この日教わった技術を身につけて次こそはリベンジをしたいと思う。
忘れられない一日を本当にありがとうございました。
スローテーパーさんを含め、現在取扱いして頂いているショップ様を改めてご紹介させて下さい。
順不同
ブランドをはじめる時に一つだけ立てた目標は"続ける"ということ。
ゆっくりと着実に"Slow & Steady"でこれからも。
早速"karmarich"での釣果報告を頂いております。
そして"kadru"でも。
思い出に残る一匹と出会うお手伝いが出来たならこんなに嬉しい事はありません、ありがとうございました。
長くなりました、それでは。