釣りは旅だと思う。
近場なら”短い旅”だし遠征なら”長い旅”、目的地を決めたらプランを立てて旅の支度する。
タックルをメンテナンスしたりプラグを選んだり食事なんかも楽しみの一つ、前夜はワクワクしてなかなか寝付けないのはいつものことだ。
初めて湖上に浮かんで釣りをした新鮮さは次第に薄れていくのかもしれないけど、今でも行く度に新しい発見が幾つもあり、ようやく手にした一匹をじっくり見つめると”人生の素晴らしさ”さえ感じる。
未熟な私の場合、思うようにいかないことが殆どなのだけど、それを含めて釣りが出来る喜びというのは格別なものなんだと、そして許されることならいつまでもこの釣りを楽しんでいきたい。
とりとめのない話ですみません…(笑)。
そんな訳で、今回も短い日程に連日の猛暑と条件は厳しそうだが友人と二人”ロクマル”を狙う旅に行ってきた。
ここ数日はあまり釣れていないと聞いてはいたが、釣る人は釣っているようだし”増水や濁り”、”全開放水”と悪い予感ばかりではないので密かに期待もあった。
到着後、そそくさと湖上へ。
如何にもな雰囲気の中で釣り進むもやはり状況は渋め、そしてショートバイト気味。
それならば…とトレブルフックに付け替えておいた”leaf”のギルカラーを結んだ。
着水後、やや強めのターンを繰り返すと”ズバッ”とひったくっていった、強烈な引き…。
顔だけなら”ロクマル”かと思うような厳つさ、ようやくのまともなサイズ、前回バラした教訓を活かせたことが何より嬉しかった。
帰着ギリギリでの一匹、得意技(笑)。
後半戦は勢い続かず、どうにか同船者とアベレージサイズを追加したが残念ながら今回も”ロクマル”達成ならず。
同じタイミングで良い釣りをされた方もいたようで自分の未熟さを感じると共に、またリベンジ出来る楽しみも残った。
ポイント移動時の車の車外温度計は38度の表示。
朝夕くらいしかまともに釣りをしていられないほどの状況、これから暫くはこんな感じが続くだろうか。
どうにか今年はもう一度くらい足を運んでみたいと思う。